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皇居見学


最近皇居と関係の深い方とご縁ができ、先日、その御方のご厚意により皇居内の、普段一般には入れない場所を見学させて頂ける機会を得ました。写真も自由に撮らせて頂いたのですがネット上にはUPしない約束がありまして文章だけ残します。

img021.jpg

その御方の車に乗せて頂いたまま、まずは乾門から皇居内に入り、乾通りを南下します。ここはアレです。去年ニュースにもなりましたが、天皇陛下が80歳の傘寿(さんじゅ)を迎えられたことを記念して、その際初めて一般に公開された通りです。期間限定公開だったため現在は公開されておりませんが、春は桜が、秋は紅葉が綺麗な通りだそうです。私が行った時は残念ながらそのどちらでもありませんでしたが、それでも景観の美しい通りでした。木々は綺麗に仕立てられており、通り沿いにはお堀があり、その向こうには旧江戸城の石垣を見ることができました。


通りを抜けると、右側に宮内庁庁舎が見えてきます。宮内庁職員の職場ですね。築80年だそうで、古いですが歴史を感じさせる風格あるたたずまいでした。中に食堂があって、御料牧場という、皇室で用いられる農産物を生産している牧場から届けられる牛乳を売っている自動販売機があります。私が訪れたのは休日で、食堂もお休みで牛乳も売り切れだったため残念ながら飲めず。


宮内庁の先には広場と宮殿があります。ここがアレです。新年や天皇誕生日の際の一般参賀の様子がよくニュースになりますが、国民の前に皇族がお出ましになって手を振る場所としても有名ですね。この国民をむかえ入れるスペースを宮殿東庭と呼ぶそうですが、全面石貼りで2万人を収容できる広いスペースとなっています。私が訪れた際には人っ子一人おらず、そのど真ん中に車のまま乗り付けるという贅沢を堪能させて頂きました^^; もっとも、国賓等を宮殿に迎え入れる際にもこちらに車を乗り付けるそうですけどね。広場と宮殿を隔てる格子壁からはかすかに宮殿の庭を見ることができるのですが、それは美しい日本庭園が広がってました。


広場をさらに進むと正門鉄橋、通称二重橋があります。この上も歩かせて頂いたのですが、東側に立つと皇居外苑エリアにいる一般の観光客から遠目に見られてしまいよろしくないとのことで西側に寄って渡りました。その先にはさらにもう一つの橋、正門石橋があります。皇居外苑エリア側からだとこの正門石橋の方がよく見え、また二重のアーチ形状をしていることから、こちらを二重橋だと勘違いしている方も多いとのことです。また、正門石橋と正門鉄橋が重なって見えることから二つを総称して二重橋だという説もあるそうですがそれも起源ではないそうです。正門鉄橋をどう見ても二重という言葉は連想できません。なのに何故二重橋と呼ぶかというと、以前、橋が木造だった時代、橋桁が上下二段に架けられていたからだそうです。


さて次は江戸時代に大奥があった場所を教えて頂いたりしつつ、乾通りを中ほどまで戻り、駐在する皇宮警察の敬礼を受けながら門をくぐり左の路地へと入っていきます。ここからはガラっと雰囲気が変わります。それほど広くない暗い道で右側にはずっと白い壁が続き、その向こうにはうっそうと茂った森が広がっています。なにやらパワースポット的な空気に包まれていましたが、それもそのはず、右側の森は吹上御苑と言って、両陛下のお住まいである御所のお庭にあたる場所なんですね。両陛下はここを毎日お散歩されているそうです。昭和天皇の指示により最低限の手入れしかせず、自然のままの森が保たれているそうです。この道を通れる人は限られるそうで、とても貴重な体験をさせて頂きました。


この道を進むと、まず吹上大宮御所と言って、昭和天皇がお住まいになられていた場所へと通ずる門があります。この門にも皇宮警察が駐在していました。こちらも通り過ぎると、今回の目的地、大道庭園があります。こちらでは皇室が所有する植物、主に盆栽を管理されていますが、それらを見学させて頂きました。グーグルマップの衛星画像でこの部分を拡大してみると何となく解るのですが、数百点にも及ぶ膨大な数の盆栽が、屋外にわりと無造作に所狭しと並べられています。その状況から多くはたいした盆栽ではないのでは?と思ってしまう方もいらっしゃるかと思いますがとんでもない。その1つ1つが素人の私ですら目を見張るすばらしいものばかりなんです。特徴としては全体的に大きいものが多いです。中には人の身長を軽く超えるものもありました。そしてあまり人工的な矯正はせず自然重視で時間をかけて形づくった年代物が多いそうです。それらが現代的盆栽とはひと味違う圧倒的な品格を醸し出す理由とされてて、あまり世に出ないこともあって多くの愛好者のあこがれとなっているそうなんですね。中には名前が付いている有名な盆栽も多くて、「三代将軍」と名付けられた五葉松は名品中の名品とされてて、推定樹齢は550年、今まで何代にも渡り手入れが引き継がれ、三代将軍家光公もその1人だったと言われているそうです。この「三代将軍」も他の盆栽と同じく、普通に外に置かれてました^^; そんな盆栽たちを間近でゆっくり拝見させて頂きました。


最後は東御苑エリアです。皇居の東側に位置していて、旧江戸城の本丸、二の丸等があり、多くの部分が一般に公開されているエリアですが、今回はその中でも一般には公開されていない部分を見学させて頂きました。まず目にしたのは4本の大きな石柱が印象的な堅牢で古めかしい建物です。これは旧枢密院庁舎で、現在は皇宮警察の本部として使われているそうです。国会議事堂のモデルになった建物でもあるそうですね。その先では両陛下が汗を流されることもあるというテニスコート、皇宮警察の道場、佳子さま愛子さまらがお生まれになった宮内庁病院、皇宮警察の警察犬の訓練場、馬を飼育する厩舎などを拝見しつつ、最後は馬車庫を見学させて頂きました。


馬車庫には4台の馬車が保管されていました。どれも黒と茶を基調とした漆塗りのボディに、金箔、織物等で装飾が施されているのは共通しています。豪華なんだけど派手さは押さえられていて品があるところがいかにも皇室らしいですね。美術工芸品としても相当価値が高そうです。装飾の度合いについては4台それぞれに違いがあります。いちばんシンプルなものは外国の大使が新たに赴任した際の儀礼のときに使われるそうです。最近ではキャロライン・ケネディ駐日アメリカ合衆国大使が赴任の際に乗られたとか。次に装飾が多い馬車は皇室の方がお乗りになるもの、そして2番目に装飾が多い馬車は今までに2回しか使われておらず、その内の1回は現両陛下のご成婚パレードだったそうです。その際は屋根を外してオープンカーのようにして使われたとか。そして最も豪華な馬車は一番奥に置かれていたのですが、屋根上に金の鳳凰像が設置される正に別格の豪華さでした。この馬車が使われたのは過去1度だけ、昭和天皇の即位式のみだそうです。これらすべてが定期的にメンテナンスされ、いつでも使える状態を保っています。


とまあこんな感じで、まだ紹介しきれていないところもあるのですが、ご丁寧に解説をしていただきながら沢山の貴重な場所を見学させて頂きました。正に夢のようなひと時でしたね。案内して頂いたお方には本当に感謝感謝です。皇室については人並み程度の知識しかありませんでしたが、これを機にもっともっと勉強しようと思っています。

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Author:Leonardo
2009年1月からレースシムを始め、2009年8月からオンラインレースに参戦し右往左往してる人のぶろぐ
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